こどもたちは幼稚園が終わり春休みになってから数日でおばあちゃんの家へ行きました。(無理にお願いしました)
そして我が家の断捨離が始まりました。
すごいことになっていた部屋をひとつひとつ片付けていく作業。

一つ前の記事で書きましたが、片付けすらできないほどの精神状態でした。
いわばパイプが詰まっていた状態。
そして私は助けを求めたのです。

そしてはじめのうちはひたすら自分に寄り添い内側からパワーが湧いてくるまで待つ。
要求のままに自分を過ごさせてあげる。
必ず浮上できることを信じて、そのままにさせてあげていました。

そしてしばらくしたら、内側からパワーが湧いてきて、
ひたすらものを一旦別の部屋に移動し、空いた部屋を掃除して、
きれいな部屋にひとつずつダンボールを持ってきて、「売る」「捨てる」「保存」に分けていく作業。
手が止まってしまうことはほとんどなく、次々に進んでいきました。
そしてゴミ袋にすると8−9袋ほど、粗大ごみもいくらか出ました。

こんなにも溜め込んでいたのか、と呆然としました。
これが私に重くのしかかっていたのか、と。
売るものは全部メルカリに出しました。ぽつぽつとですが売れていく。。
パイプが流れ出した瞬間でした。

そして夫婦だけの時間も取れていなかったのでここぞとばかりに二人で出かけるようにしました。
夜に家をでて行きたかったお店によるごはんを食べに行く。
これがどれだけの難易度なのかお子さんがいる方はわかっていただけると思います。

子供いたら基本的に夜に出かけるのはあまりしなくなりますよね。
我が家もずっとそうでした。
生きる気力を失っていた感じのわたしたち夫婦、きっとこういった時間が足りていなかったのでしょう。
嫌いではないけどうまくいかない関係の状態が続いていました。
でもパイプが詰まっていて自分たちでどうしたらいいのかわからないまま忙しく日々が過ぎていっていました。

今回のお泊りをきっかけに向き合う時間が取れて普段できない話ができて、二人の関係性もかつてのカップル時代に戻ったようでした。
しかしもちろん話題にこどものことが出てきます。
そこは親ですね。

そして喧嘩もしたり普段できない会話をたくさんしたり二人で一緒に部屋を片付けたりしていました。
わたしたちにとって必要な時間でした。

そうするとひとつ事件が起こりました。
金銭的な事件。驚きました。詳しくは割愛しますが、、、

そんなこともありつつ冷静に毎日掃除を重ね、やっと家が家らしくなってきました。

こどもたちの帰ってきてからの計画、これからの計画、親になると考えることが盛りだくさんです。
パイプが詰まっていた頃は、部屋も汚く、ものに溢れ、思考もぐちゃぐちゃでした。
それが今こうして流れ出した今、思考もクリアになり悩んでいたものが解決していくのです。

自分の心に素直に、忠実に生きることの難しさ、おとなになれば皆思うことだと思います。
しかし、そこを淀ませてしまうと、周りに迷惑をかけることに結果なると思うのです。
周りや相手を思うなら、まず自分を大事にしてあげることを、してあげてほしいのです。
私もまだまだです。
でも全人類が自分を大事にしたら、どんな世界が広がるでしょうか。
こどもたちが先生です。
いつも素直な彼らのエネルギーに触れて、彼らを先生において、私も学んでいきたいと思います。

波乱万丈の春休みでした。
4月からは兄は年長、妹は年少です。
彼らの人生にも新たな風が吹いていくことでしょう。
それを良い状態で見守れる親でありますように。